top of page
短歌同人誌
ひとまる
検索
2019年12月13日読了時間: 2分
「ひとまる」終刊と通信販売のお知らせ
お久しぶりです。 今年11月に東京文フリで販売した短歌同人誌「ひとまる2」は、おかげさまで多くの方々に手に取っていただくことができました。 事前にお伝えした通り、「ひとまる」は2号の刊行をもって終刊となります。 今まで応援してくださった皆様に厚く御礼申し上げます。...
2019年11月19日読了時間: 1分
第29回東京文フリ出店決定
11月24日(日)東京文フリに出店します。 創刊号と新刊の「ひとまる2」を販売します。 ブースは《テ-18》、頒価は500円になります。 新刊の販売部数は100冊程度を予定しています。 また、今回をもって短歌同人誌「ひとまる」は終刊となります。活動もこれが最後です。...
2019年3月28日読了時間: 1分
今月のtemae-miso
3月の一首評が『PROJECT』に追加されました。追加されました。 一年続いた連載も今回で最後となります。 石井大成さん、ありがとうございました。 先日更新しましたメンバーの連作の方もよろしくお願いします。。
2019年3月28日読了時間: 2分
temae-miso おわりに
こんにちは。石井大成です。1年とちょっと、学生歌人の一首評をさせていただきました。一首評と言いながらずいぶん一首の枠を出たことも書いたし、好き勝手やらせていただいてとても恐縮です。基本的に文章が堅くて内容は暑苦しくて、さらにテンション任せなこともある月連載でした。褒めるとす...
2019年3月28日読了時間: 6分
temae-miso 3月
駆け寄って戸が開いたら正座して天界の落語を話し出す 青松輝(Q短歌会)(「予告編」/ネットプリント『第三滑走路 4号』より) ネットプリント「毎月歌壇」の2019年1月号に掲載された わいは猿やプロゴルファー猿や わいは猿やないプロゴルファー猿やない (田村囲)...
2019年3月26日読了時間: 1分
紅
「ほら、オイラ、こんな前歯でやんすから」「ふふ、キスする時に邪魔だね」 一瞥もくれない君は『紅』の「この俺」の「この」の無駄さとかには
2019年3月26日読了時間: 2分
銀ギツネ
鴨川に消える終いを知りながら友と辿っている高瀬川 川の死ぬところはここか九十度護岸に添って折れてゆく水 まだ生きているぞとう声あやにくに響かぬ暗渠の上へ降る雨 五人いて三人メガネうち一人はメガネがアイデンティティの男 腕ほどの幹に「サクラの仲間」とて札されて立つサクラの仲間...
2019年3月26日読了時間: 1分
春休みの歌
制服の群れの一人であった日の花びら宙にひらひらしてる 会いたくて名前呟くあらためてあなたに絶妙な名と思う 楽譜書き写す作業にそれぞれの顔が浮かんでいる春休み なんでだか数年ぶりに熱を出しアクエリアスを薄めて眠る 先輩にもらった公務員試験のテキスト積み上がる淡い床...
2019年3月26日読了時間: 1分
秋には完璧になる -わせたん失恋部vol1より
歯並びの壊れたとこに舌を入れ告げぬことみな熱かった夏 書架にある四季をしってる? そのうちの「はる」がわたしにつながるゲート 口紅を塗るとき朝がいっしんに焼ける三面鏡の向こうで
2019年3月26日読了時間: 2分
昇る
前田くんの留守の気配のしみじみと梅匂いたつ路地の奥より 家具きえて磨きあげられし空き部屋に時間はぬめっと流れゆきたり 四肢を折りたたんでねむる獣だろうダンボールふたつ重ねてしずか 夜半冴えて隣の部屋につくラジオ浮き上がり浮き上がり目瞑る...
2019年3月26日読了時間: 1分
肘ついてミルクティー
踏切の音を悲しく思ってて音を聞くたび月をかき抱く じてんしゃとひととがゆずりあう道の隅にひっそり咲いたたんぽぽ えきまえの花屋の前にあかい花 すきだと思った 通り過ぎた 太陽は(プリンセチアを知った日の)ヒロインのような響きがする...
2019年3月26日読了時間: 3分
カノンロック
またなんの悔いも落とさずゆく夏の終わりに眼鏡を作ったりする 季節から季節へ風が渡ります大きな大きな言葉でうたう 顔をよく見るために目を凝らしては硝子を削ることとして生 筋肉の弛緩するとき満ちるあれ、あれが天国です。とめどなく...
2019年3月26日読了時間: 1分
距離と天球
こころにも永遠はあるのでしょうか冬はあなたを生んだ季節で クリスマスツリーをきれいと思えないところで分かり合えるだなんて 冬生まれなのに寒さが苦手っていいね あなたにばかり降る雪 真夜中のたぶんかわいい切れかけの薬局の人形の電飾...
2019年3月26日読了時間: 1分
作品I
只今、当サイトのPROJECTにて、メンバーの作品を読むことができます。 これからも度々こちらのサイトのほうで更新を行っていく予定です。 ぜひチェックしてみてください。 通販の内容はさきほどNEWSでお知らせいたしましたので、そちらもぜひ。...
2019年3月26日読了時間: 1分
通信販売のお知らせ
お久しぶりです。 昨年5月に東京文フリで販売した短歌同人誌「ひとまる」の通信販売を開始します。 心待ちにしてくださった方々も多くいらっしゃると思います。諸事情で通信販売の時期が大変遅れてしまい、申し訳ありません。 在庫は残りわずかとなっています。...
2019年1月21日読了時間: 1分
今月のtemae-miso
1月のtemae-misoが『PROJECT』に追加されました!!
2019年1月21日読了時間: 4分
temae-miso 1月
喫煙所のたばこの煙 ふわふわ これから行くけど地獄みたいだ 黒川鮪(福岡女学院短歌会・九大短歌会) (「禁煙できたい」/『九大短歌 第七号』より) 短歌をその内容でジャンル分けするのはあまり好きではないが、そのジャンルの1つに「相聞歌」がある。つまりは恋の歌。名前からして歴...
2018年12月14日読了時間: 1分
今月のtemae-miso
12月の一首評が更新されました!
2018年12月14日読了時間: 4分
temae-miso 12月
だから先生、苦労と努力は違うんだ。彼は苦労のイチローだった。 上梨祐奨(「ポストモダンを生きている」/『象 第4号』より) 人を説得することは難しい。のはひとえに説得されるのが難しいからだろう。人は心のどこかで説得されることを拒んでいるような気がする。なぜだろう。他人の意思...
2018年11月15日読了時間: 4分
temae-miso 11月
標的をはるか昔に失って月という眩しい不発弾 丸田洋渡(山梨学生短歌会)(「月と銃口」/『第三滑走路 2号』より) 読者が歌にどの程度まで干渉すべきか、というのは永遠の課題であると思う。おそらくこの問題に正解はないし、だからこそ短歌を読むことは面白く、歌会という営みが成功する...
bottom of page